タイガーマスク。

今日は去年の1月12日にツイッターに書いたタイガーマスク運動についての自分の見解が見つかったのでメモしておこうと思う。





タイガーマスクの寄付はタイガーマスクであるからこそ有益だったわけか。
動機はどうあれ、物語の持つカッコよさを利用して寄付の流れを作り出したことは非常に称賛されるべき。困っている人が考えるのは「救ってほしい」ただそれだけ。理念など関係ない。大切なのは寄付が増えたという「結果」。

無論、タイガーマスクにはもっとベターな方法(寄付の対象など)があったかもしれないし、その意味では「偽善」であるかもしれない。ただ、寄付という行動に一歩踏み出したのは称賛に値するし、こうすれば人が動くという前例をつくったことは後の世に有益だろう。

結果を出せばそれでいい、という理論は僕も好きではないし、そもそも「孤児に寄付をするのは善」という価値観や方法を作った前人の行動を無視すべきではない。だが、偶然であっても、例えば強盗犯人を捕まえた人は称賛は得るべきだし、それによって善行の輪が広がるのは望ましい。そういうことだろう。